2-6
6 プログラムの解説
![]()
(1)
コメント文
プログラムの説明などを記述するときに、行の最初にアポストロフィ「‘」(Shift+7キー)を記述して説明文を入れる。「’」を記述するとその行はコメントとなる。このステートメント(命令文)は、プログラムの実行に何の関係もないので、書いても書かなくてもよいが、書いた方がプログラムがわかりやすくなる。また、下のようにステートメントの中に記述してもよい。
| c=a+b ‘aとbの和を計算してcに代入します |
(2)
Val関数
(3)
変数
(4)
変数の型宣言
| 型 名 | サイズ | 値 の 範 囲 |
| 整数型 Integer | 2バイト | -32768〜32767 |
| 長整数型 Long |
4バイト | −2147483648〜2147483647 |
| 単精度浮動小数点型 Single |
4バイト |
負のとき –3.402823×1038〜-1.401298×10-45 正のとき 1.401298×10-45〜3.402823×1038
|
| 倍精度浮動小数点型 Double |
8バイト |
負のとき -7.79769313486231×10308〜-4.94065645841247×10-308 正のとき 4.94065645841247×10-308〜7.79769313486231×10308
|
| 通貨型 Currency | 8バイト | -922337203685477.5808〜-922337203685477.5807 |
| 文字列型 String |
0〜約65,535文字までの文字列 |
|
| バイト型 Byte |
1バイト |
0〜255 |
| 日付型 Date | 8バイト |
西暦100年〜西暦9999年12月31日 |
| バリアント型 | 16バイト |
日付/時間、倍精度小数点型、文字列型 |
表1−1 変数の型
変数の型宣言は、Dimステートメントで行います。一般形式は次のようになります。
|
Dim 変数1 , 2 , 3 As 変数の型 |
変数の型宣言をしなくても変数を使用できるが、このときはバリアント型と見なされます。バリアント型はサイズが16バイトと大きいのでメモリの消費量が大きくなります。したがって、できるだけ型宣言した方がいいでしょう。
(5)
代入ステートメント
一番最後の行のステートメントは代入ステートメントといい、計算結果やデータをテキストボックスに代入するためのステートメントです。書式は次のようになります。
|
定数 テキストボックス1(変数)= 他のテキストボックス(変数) 式 |
一般的に、=(等号)は、右辺を左辺に代入するという意味で使われます。したがって例えば、a=10
という式は、aという変数に10を代入するという意味になります。
(6)
式の書き方
式は数式のことで、その書き方は基本的に数学と同じです。定数やテキストボックスの値、関数、算術演算子を組み合わせて記述します。
また、1つの式に複数の演算子がある場合は、表1−2のような優先順位にしたがって計算されます。当然同じ順位の場合には、数学と同様左から計算されます。さらに、式にかっこをつけると、数学と同じくかっこ内が先に計算されます。
| 演算子 | 意味 | 優先順位 |
例 |
| + |
足し算 | 第3順位 | 5+2 計算結果は7 |
| − | 引き算 |
第3順位 | 5-2 計算結果は3 |
| * | かけ算 |
第2順位 | 5*2 計算結果は10 |
| / | わり算 |
第2順位 | 5/2 計算結果は2.5 |
| ¥ | わり算の商 | 第2順位 | 5\2 計算結果は2 |
| MOD | わり算の余り | 第2順位 | 5 MOD 2 計算結果は1 |
| ^ | べき乗 |
第1順位 |
5^2 計算結果は25(5の2乗) |
表1−2 算術演算子
(7)
プロシージャー
Private
Sub Command1_Click() とEnd
Sub の間には、コマンドボタンをクリックしたときに行われる一連の処理手続きが記述されます。この一連の処理手続きをプロシージャといいます。

![]()