菅生山
第44番
すごうさん たいほうじ
四国霊場第44番
本尊 
  十一面観音
場所
愛媛県上浮穴郡久万町
   菅生二番耕地1173
電話 0892−21−0044
写真・資料・編集・制作
            渡部英綱
 大宝寺は、上浮穴郡久万町の菅生山にある。明石寺からの距離は、大洲市や
内子町をへて約90kmもある。寺の参道は、樹齢千年を越す杉の巨木が鬱蒼と
茂り、日中でも薄暗い。昭和32年に建てた仁王門には、大きな草鞋が奉納され
ている。この草履は、百年に一度作り替えるという。境内へ進むと、石段の正
面に本堂、右手に大師堂がある。
 用明天皇の時代、明神右京という狩人が、この地で十一面観音を発見して安
置したのが始まりと伝えられている。その後、大宝元年(701)に文武天皇によ
って、大宝寺が建てられた。約百年後に弘法大師が訪れ、霊場と定めた。後白
河天皇(1156〜59)は、この寺に病気が治るよう祈願したところ、病が治ったの
で大宝寺の伽藍を再建したという。
 寛保元年(1741)久万山の農民約3千人が、大洲藩へ大挙して逃散した。その
時、松山藩の家老は寺の住職に説得を依頼した。住職は、大洲に出向いて農民
の意見を聞き、藩との交渉をまとめ農民を帰村させたという。(久万山騒動)
境  内
本 堂
山 門
建築・瓦等
建築・彫刻等
お寺の付近
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