ほうじゅさん しんしょうじ
第25番
宝珠山
第25番四国霊場
本尊 楫取地蔵菩薩像
真言宗
場所
高知県室戸市室津
      2644
電話 08872−3−0025
写真・資料・編集・制作
            渡部英綱
 津照寺は、最御崎寺から国道を北へ約7q進んだ小高い岡の上にある。
 大同2年( 807)弘法大師が開いた寺で、地域では津寺と呼んでいる。大師
が、漁師が不慮の災難にあわないよう、また航海の安全と豊漁を願って、高さ
約1mの延命地蔵菩薩を刻んで本尊とし、寺を建立したのがはじまりと伝えら
れている。
 本尊の延命地蔵菩薩には、次のようなエピソードが語りつがれている。慶長
7年(1602)土佐の藩主山内一豊公が、室戸の沖でにわかに暴風雨にまきこま
れた。その時、どこからか1人の僧が現れて御座船の舵をとり、舟は無事に港
に着いた。一豊は、舵を取った僧の後をつけると、津照寺の本堂に入った。彼
は本堂に入り、本尊の扉を開くと海水にぬれた延命地蔵菩薩の姿があったとい
う。それ以来、人々は本尊のことを楫取地蔵と呼び、海上安全の守護仏として
船人たちから敬われている。山内氏は、この寺を祈願所とした。
 明治初年の神仏分離令で廃寺となっていたが、明治16年に再興された。
本 堂
境  内
山 門
建築・彫刻等
お寺の付近
建築・瓦等
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