いおうざん やくおうじ
第23番
医王山
四国霊場第23番
本尊 薬師如来
真言宗
場所
徳島県海部郡日和佐町
奥河内寺前285-1
電話 08847−7−0023
写真・資料・編集・制作
渡部英綱
平等寺から国道55号線を南へ、約23q下ったところに薬王寺はある。
弘仁6年平城天皇の勅命により日和佐へ来た大師は、薬師如来を刻み本尊と
し、人々の災難を除こうと「厄除けの根本祈願寺」としてこの寺を開いた。そ
れ以後嵯峨、淳和、後鳥羽天皇の信仰を得てきた。また、歴代の天皇は厄除け
祈願の勅使を薬王寺へ使わしている。
文治4年(1188)の火災の時、本尊は自ら西の玉房子山へ飛んでいってしまっ
た。後に、後醍醐天皇がお寺を再建し、新しい薬師如来を安置すると再び戻り
後ろ向きに本堂へ入ったという。現在の本堂には、二体の薬師如来が祀られて
いて、後ろ向きの薬師は本堂の裏から拝むことができる。天正年間、四国統一
の兵火で焼失し、後に蜂須賀家が再建したが、寛永6年に焼失、応永3年に再
建、明治31年焼失、明治41年再建と興亡を繰り返している。
寺の厄坂は、男厄坂42段、女厄坂31段、還暦の厄坂は61段ある。石段の下に
は薬師本願経を小石に一字ずつ書いて一千部埋めてあり、踏むごとに厄が払わ
れるといわれ、厄落としに訪れる善男善女は多い。
本 堂
境 内
山 門
建築・彫刻等
お寺の付近
建築・瓦等
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