医聖・真鍋嘉一郎・生誕の家
写真 西条市楢本神社境内にて 平成19年3月 渡部英綱
真鍋嘉一郎は、1878年(明治11)に現在の西条市大町に生まれました。5歳で父を失い、
貧しい暮らしの中で育ちました。西条から松山中学校、第一高等学校、東京帝国大学医科
大学(現在の東大)へ進み、どの学校でもトップの成績で卒業しました。
卒業後は、東大に勤め、1911(明治44)年から3年間ドイツに留学し、野口英世に出合い
彼が亡くなるまで交流が続きました。
帰国後、内科の治療にレントゲン線、ラジウム鉱泉などを利用する物理療法を取り入れ
ました。1926(大正15)年には東大の教授となり、内科物理療法学の講座を開きました。
彼は、夏目漱石・野口英世・浜口雄幸らの有名人との交流があり、特に、浜口首相最後
の脈を取ったことなどで知られています。