吉野ヶ里遺跡出土品
貫頭衣・上層人衣装(復元品)
写真 佐賀県吉野ヶ里にて 平成20年3月28日 渡部英綱
 説明文から
 弥生時代の衣装の素材は、絹や麻などが使われている。上層人の衣装には
絹が使われていたようだ。当時の衣装そのものは見つかっていない。
 吉野ヶ里では、甕棺の中から縫い目のある絹織物が出土している。
 「魏志倭人伝」には、「ほぼ縫うことなし」と記述してあるが、当時の人
々が縫製の技術を持っていたことが分かった。
 この衣装は、出土した絹織物を詳細に分析し、日本の歴史書「古事記」や
古墳時代の埴輪、飛鳥時代や奈良時代の壁画、中国や朝鮮半島の絵や像を参
考に復元している。
 染色の技術もあったようで、植物の日本茜で草木染めをしたり、巻貝の染
色体を用いた貝紫染めをしたりしていたようだ。