ヒ ロ シ マ の 碑
 この記念碑は、原子爆弾よって悲惨な死をとげた犠牲者たちをしのぶブロンズ像と熱線を
あびてとかされた「カワラ」の台座とからできている。かわらの表面にあるあわだちや火ぶく
れの状態は、想像もつかない高い温度で焼かれたことを示している。爆心地の温度は、摂氏約
4000度、爆心地から1000mの地点でも摂氏1800度であったといわれる。爆撃を受けた日、元
安川は、被災した市民たちのしかばねでうまっていたという。
 ブロンズ像「戻れない風」は、芥川永比治山女子短大教授が作成した。
 台座の上に原爆瓦を組合せたパネルの碑文は、蔵田順子さんの「天が まっかに 燃えた
とき わたしのからだは とかされた ヒロシマの叫びを ともに 世界の人よ」がある。
写真 広島市平和公園にて 平成20年4月25日 渡部英綱