庚申庵(こうしんあん)

復元された庚申庵

 江戸時代を生きた松山の俳人・栗田樗堂が1800年に建てた庚申庵が、2003年に復元されました。樗堂は、名誉や富を捨てて、ただここで仲間と俳諧や茶の湯を楽しんでいたようです。多くの俳人たちと交流をもち、小林一茶なども樗堂を訪ねて松山へ来ていたそうです。

 2000年、女子大生が松山市に応募した政策論文により、時間が止まりかけていた庚申庵の歴史が再び動き始めました。

俳人 栗田樗堂(1749〜1814)

 樗堂の樗という字には、「役に立たない大木」という意味があります。人間の富や欲を捨て、おごらずいばらず生きていた樗堂は、この字を自分の俳号に使いました。

 右の句碑には、樗堂の句「草の戸乃ふるき友也梅の花」が、刻まれています。これは、庚申庵にあります。
 樗堂の句は、他にも阿沼美神社などにもあります。
 みなさん、是非、庚申庵を訪ねてみてくださいね。