青の洞門(大分県本耶馬溪町)
青○は明かりとりの穴
 青の洞門は、山国川岸に切り立つ断崖を人の手で掘ったトンネルである。現在は、自動車
が通れるトンネルになっているが、道路に沿って昔のトンネルの一部が残っている。青洞門
は、菊池寛の「恩讐の彼方に」で有名になった。
 禅海は、若いとき母の言葉にも逆らって人を殺してしまった。その償いに僧になり、全国
を巡っていた時、この地にたどり着いた。人々が困っていたこの難所にトンネルを掘ろうと
決意し、ノミとツチだけで30年かけて完成させたと言う話である。
 写真の白枠は、洞門ができる前に村人が通っていた道ということであった。
写真 大分県耶馬渓にて 平成14年 渡部英綱