シ ラ ス 台 地
写真 渡部英綱
シラス台地は、鹿児島県のほぼ半分に分布している。シ
ラスというのは、白い砂を意味する方言で、栄養分に乏く、
その上水持ちが悪く、大雨になるとがけくずれをよく起こ
してきた。
大隅半島の笠野原台地は約6000haもあり、深いと
ころでは、100mも井戸を掘らないと水が出なかった。
日照りが続くと一面砂ぼこりが立ち、作物は枯れてしまう
ことが多かったという。
現在では、台地の北側を流れる川の上流にダムをつくり
灌漑用水が引き、スプリンクラーなどを設置している。そ
れで陸稲しかつくれなかった畑に、さといもや、キャベツ
の栽培が目立つようになった。シラス台地では、今も土地
の改良などか進められている。
鹿児島県でシラス台地の占め
る割合はどれくらいでしょうか。
人口の多い鹿児島市は、どの
あたりでしょう。
上の写真は、薩摩半島の鹿児
島市に近いところで撮影したも
のです。台地の高さが約30m
位ありました。中央あたりから
土(シラス)が、雨に流されて
崩れかかっている様子が見られ
ます。