岩手・平泉町
中尊寺・金色堂の現在の覆堂(鞘堂)
金色堂の北西の木立の中に移築
保存され、ひっそりとたたずむ
旧覆堂。鎌倉時代の物と伝えら
れるが、後の解体修理により、
室町時代以降の再建とも・重文。
 金色堂は天治元年(1124)初代藤原清衡によって上棟された。木材で瓦の
形を作って屋根を葺いた珍しい様式の阿弥陀堂。内部が総金色の貴重な建物
の故に、早くも平安時代末期に簡単な保護施設がもうけられ、鎌倉時代後期
には 堂全体をすっぽり覆う覆堂(旧鞘堂)となった。昭和40年に 上の写真
にある様な 空調設備の整った鉄筋コンクリートの新覆堂が完成した。

 金色堂には、藤原三代(清衡・秀衡・基衡)のミイラ化した遺体が、豪壮
な須彌壇と多くの仏像に護られて今も眠ってる。昭和25年に、詳しい学術調
査がなされた。               (古寺巡礼・中尊寺より)
写真 平成17年5月 渡部就子