街のアート・モニュメント
日本・長崎 ・出島・ロドリゲス(フレンドシップメモリー)
写真 H18年7月 長崎市出島にて 渡部英綱
 ジョアン・ロドリゲスは、十代の若さで戦国末期の乱世の中日本にやってき
て宣教師になった。彼は、宣教師の中で最も日本語を理解し、話ができたと言
われ、通訳として活躍した。特に、当時の権力者に接し、時代の流れに身を置
いていた。長崎での26聖人殉教の際にも、彼はその処刑場に居合わせていたと
いう。
 当時は、通訳のことを"通事"といった。ロドリゲスという名の宣教師が他に
もいたので、通事でもあった彼を「ツヅ(通事)」と呼んだようである。
 彼は、日本語を研究し「日本大文典」・「日本小文典」といった辞書を完成
したので有名である。
 1610年、長崎でポルトガル船と幕府との紛争に巻き込まれ、マカオに追放さ
れた。中国でも布教活動に従い、マカオで1639年に亡くなった。