写真 渡部英綱
桜島の溶岩(塊状溶岩)
鹿児島市から海を東に約3qへだてた火山島、桜島の南西海
岸に見られる。北岳(御岳1117m)、中岳(1060m)、南岳(1040m)
の3峰の火山からなっている。有史以後も数回の爆発を起こし、
1914年(大正3年)の大噴火の時、大隅半島と陸続きになった。
南岳は現在も活動を繰り返し、小規模な噴火がたえず繰り返さ
れ、数千メートルにも及ぶ噴煙をあげている。ふもとや鹿児島
市などに大量の火山灰を降らせている。大規模な噴火の時には、
大量の溶岩が流れ出し、ふもとの集落や畑を飲み込み大きな被
害をだしている。写真は火山から流れ出た岩しょうが、海岸近
くで冷えて固まった状態のものである。なめらかな平面で囲ま
れた多面体の岩塊(ガンカイ)が、積み重なったものを「塊状溶岩」
(万有百科事典)という。
大噴火は、1471年(文明3)、1475年(文明7)、1778年(安永8)
1914年(大正3)、1946年(昭和21)に起こっている。写真の大正
溶岩には、まばらにススキや松が生えはじめている。
溶岩の中の観光道路
松が生えはじめている溶岩
なめらかな平面が見える溶岩