昭 和 新 山
 昭和新山は、1943年(昭和18年)12月から1945年(昭和20年)9月までの2年
間に、17回の活発な火山活動の後に生まれました。フカバという集落と麦
畑を持ち上げてできた火山です。
 この火山は、世界的にも珍しいベロニーテ火山(塔状火山または火山岩
尖)といわれています。地下で固まった溶岩が押し上げられて、巨大な岩
石柱の溶岩ドームが生まれたのです。有珠山に寄生した火山(他に明治新
山等)で、流紋岩質の粘りけの高い溶岩でできています。現在も盛んに噴
気活動が見られます。(写真の中ほどに噴気が見られます。)
 火山が赤色に見えるのは、火山が噴火する前の土が溶岩の熱で焼かれて
煉瓦のように固まっているからだといわれます。
写真 北海道壮瞥町にて 18年9月 渡部英綱