街のアート・モニュメント
日本・長崎 ・出島・モラエス(フレンドシップメモリー)
 ポルトガルの外交官・・・ポルトガルのリスボンで生まれる。
 ポルトガルの海軍士官学校を卒業後、海軍士官として務める。マカオの
港務局副司令官を勤めた後外交官となる。
 1899年、神戸に日本のポルトガル領事館が開設されると、副領事として
赴任する。その後、総領事となり1913年まで勤める。
 領事館に勤めているうちに、おヨネ(芸者・本名は福本ヨネ)と出会い
互いに愛し合い暮らすようになる。ヨネが1912年に亡くなると、翌年、領
事館を退職する。ヨネの出身地である徳島市に転居し、斎藤コハル(ヨネの
姪)と暮らしていたが、コハルにも先立たれてしまう。
 徳島での生活は、スパイ容疑をかけられたり、乞食とさげすまれたり幸
せではなかった。しかし、彼はポルトガルの新聞に日本を紹介するととも
に、日本に関する多数の作品を残している。
 1929年、徳島市で孤独のうちに74歳で亡くなった。
写真 H18年7月 長崎市出島にて 渡部英綱