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道 後 の 湯
伊予の松山 名物・名所シリーズA
撮影 2002/11/28
 道後温泉は、日本最古の温泉と
して広く全国に知られており、その
昔、足を傷めた白鷺が岩間から湧
き出る湯で傷を癒したことが温泉の
起源とされる伝説があり、聖徳太子
や皇族のご来浴をはじめ、古今の
著名な文人墨客が数多く訪れてお
ります。
 温泉本館は明治27年に木造3層
楼の構造で建ててられ、3階には
夏目漱石ゆかりの「坊ちゃんの間」
があり、また、屋根上には「振鷺閣
(しんろかく)」と呼ばれる太鼓櫓で
今も刻太鼓が打たれております。
 本館東棟には、「又新殿(ゆうしん
でん)」と呼ばれる皇族専用の部屋
があり、桃山時代の破風建築様式
の大変珍しい建物です。
         (温泉前石碑より)
道後温泉本館 4棟 重要文化財
       平成6年12月27日 指定
振鷺閣(しんろかく)
日本の音風景100選
 道後温泉本館は、北に神の湯本館、東に又新殿(ゆうしんで
ん)・霊の湯(たまのゆ)棟、南に南棟、西に玄関棟が互いに接
続して建つ複雑な構成をもつ。神の湯本館が明治27年、又新
殿・霊の湯棟が明治32年、南棟及び玄関棟が大正13年の建
築で、現在の姿は明治中期から昭和初期にかけて整えられた
ものである。神の湯本館は木造3階建てで塔屋を設ける又新殿
は皇族の入浴に備えて建てたもので、浴槽を含めて当初の姿
をよく保持している。神の湯本館及び又新殿・霊の湯棟は、とも
に棟梁坂本又八郎が手がけた。本館は、複雑な屋根をもつ外
観に特徴がある。その姿は、古くから人々に親しまれた温泉場
の明治期以降の繁栄の様子をよく示しており、わが国の温泉建
築を代表するものである。
       松山市・松山市教育委員会     (立札より)
 この湯釜は浴槽内の温泉の湧き
出し口に設置されたもので、現在の
温泉本館ができるまで使用されて
いた温泉史上貴重なものである。
 高さ157cma)、直径166cmの花崗
岩で作られている。湯釜の最上部
に置かれた宝珠には、正応元年
(1288)に河野通有の依頼によって、
一遍上人が彫ったといわれる「南無
阿弥陀仏」の6文字がある。
       愛媛県
              (立札より)
湯釜薬師(ゆがまやくし)
子規記念館の近く、公園へはいっ
たあたりにある (県指定文化財)
 道後温泉本館3層楼の屋上
にある振鷺閣(しんろかく)の太
鼓は、刻太鼓(ときたいこ)とし
て、昔は1時間ごとに鳴らされて
いたが、現在は、朝の6時に道
後温泉の開館を知らせるため、
6回、昼の12時に12回、夕の18
時に6回、太鼓を打ち鳴らして
時を告げている。道後温泉は、
国の重要文化財に指定されて
いることを、この刻太鼓が、まる
で物語っているかのように鳴り
響き、観光客にも旅情として、
心に深く残り、再び道後温泉に
訪れたときは、この太鼓の音が
一人ひとりを優しく、そして力強
く迎えてくれることでしょう。  
      松山市
          (立札より)