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伊予の松山 名物・名所シリーズC
十  六  日  桜
撮影 2002/3/3
十六日桜 (松山市御幸一丁目龍穏寺裏山の桜谷)
十 六 日 桜
十六日桜は、松山市指定の天然記念物になって
いる。
 十六日桜は、旧正月16日ごろに開花す
る早咲きのヤマザクラの変異種で、御幸
町1丁目の龍穏寺、天徳寺の境内、吉平
屋敷跡(山越桜谷)などにあったが、これら
の桜はいずれも戦災等で枯死した。
 現在のものは、天徳寺の実生を育てた
もので、花期も遅く本来種の特質がかな
り失われているようである。
 俳人小林一茶の「西国旅日記」による
と、寛政7年(1795)正月16日に桜が満開
であった記述がある。
 なお、古くから節会桜、辞世桜などとも
いわれ伊予節にもうたわれている。
 真冬に桜花を見たいという病父のため
に、孝子吉平が桜に祈ったところ開花した
という伝承から孝子桜ともよぶ。小泉八雲
もこれを世界に紹介している。
              (立札より)