伊予の松山 名物・名所シリーズH
片 目 ぶ な
撮影 2003/1/8
道路ぞいにある片目ぶなの看板 (松山市木屋町四丁目)
民家の庭にある片目ぶなの井戸
片目鮒の井戸は木屋町四丁目、木屋町
電停北方400mくらいの民家の庭にある。近
くに紫井戸があり、昔は水路でつながってい
て、両方ともあふれるほどの水量があり、鮒
が行ききしていたという。
伊予節に歌われている片目ぶなには、弘
法大師の伝説が伝えられている。
巡礼中の弘法大師がここを通りかかると、
一人の老人が家の前で鮒を焼いていた。こ
れを見た大師は逃がしてやるように老人に
事情を話した。大師の教えに悟った老人は
その焼きかけた鮒を裏の小池に放すと、鮒
は生き返ってうれしそうに泳ぎまわった。
それから後、この池の鮒は代々焼かれた
方の片目がなかったという。