伊予の松山 名物・名所シリーズK
伊 予 か す り
2002/11/28
伊予かすりを織っている様子 (松山市久万ノ台「伊予かすり会館」にて)
伊予かすりは、今から約200年前の享和年間(1801〜1803)、当時の温泉郡今出(現在
の松山市西垣生町)の人、鍵谷カナが「今出(いまず)かすり」をつくったのが始まりといわ
れます。鍵谷カナは、農家のわら屋根をふきかえるとき、わらを押さえてしばっていた、竹
のすすけたまだら模様に心をひかれました。そして、苦心のすえ、そのまだら模様を生か
した織物をつくったのです。そのとき鍵谷カナは18才だったといいます。その後、能率の
良い機織機(はたおりき)が考案され、生産が増加して他県に広がるにつれて、いつとは
なしに「伊予かすり」と呼ばれるようになりました。明治37年には、かすり生産全国一位と
なり、子供から大人までこぞってかすりの着物を愛用したといいます。
鍵谷カナの彰徳の碑堂
松山市西垣生町
鍵谷カナの胸像
(1782〜1864)
伊予かすり会館
伊予かすりのいろいろ
伊予かすり会館