聖ニコラスの像
聖ニコラスは、ミュラの西にある町パタラの裕福な家に生まれました。彼
は、親が亡くなった後莫大な遺産を引き継いたのです。
ある時、彼は、貧しくて嫁に行く持参金の用意ができず、身を売ろうとし
ている3人の娘たちがいることを聞きました。彼は、気の毒に思ってこっそ
りと娘たちの家に金貨の入った袋を投げ込みました。金貨の入った袋は、暖
炉のそばに干してあった靴下の中へ入りました。娘たちは、その金貨で嫁に
行く事ができたということです。
その後、聖ニコラスはミュラの町に移り、この町のキリスト教会の司祭や
司教になりました。司教となった彼は、町の貧しい人々のために食堂や病院
孤児院を建てました。ミュラの人々は、司教を大変慕い尊敬したということ
です。また、死んだ子供を生き返らせたり、難破しかけた船を救ったりとい
う奇跡を起こしたので、後に聖人に列せられました。