蟇股彫刻のいろいろ
蟇股(かえるまた)(建設用語)
梁の上において、上からの重
さを受け、下に重さを分散させ
る材料のことである。カエルが
足をを広げた形をしているので
蟇股(蛙股)と呼ばんでいる。
寺院の本堂やお堂は、大きな
建物なので、大きな屋根の重さ
を支えるために、各所に多数使
われている。
時代が下るにつれて、重さを
支えるばかりでなく装飾の役割
を持たせるようになってきた。
四国八十八ヶ所では、様々な蟇
股を見ることができる。松竹梅
や干支などの一般的なものから
意外なものがあって楽しい。
次のボタンをクリックして、ご覧下さい。
意外性のある蟇股
形が大きくかわり、装飾性
の方が強いものがある。地域
性がんじられる、彫刻も見ら
れる。
動植物を表現した蟇股
やや形が崩れているが、物
語や動植物を主題とする彫刻
が施されている。
原型が残る蟇股
基本的な蟇股の形の中に、
様々なテーマの装飾が彫り込
まれている。
四国八十八ヶ所の本堂や大師堂には、変化のある多数の蟇股がある。時代
や場所によって違いがあり大変興味深い。
写真 四国八十八ヶ所を中心に 渡部英綱
香川の蟇股