観自在寺山門の欄間
写真 愛媛県愛南町観自在寺にて 平成16年3月 渡部英綱
本堂は、1959年(昭和34)の火災で焼失したが、山門は被害を免れた。山門
の内側にある、左右の欄間に彫られた兎が目に入る。兎だけの彫刻だから、
干支ではなさそうである。兎以外は、見あたらない。この彫刻は、多分神話
の「因幡の白兎」をヒントに製作したのではないだろうか。それにしても、
流れるような曲線で描いた波、生き生きとした兎の動きは素晴らしい。特に
切り抜いた部分(背景)の紺と彫刻のコントラストが美しい。