愛媛県長浜町には、国の重要文化財に
指定されているものが2つ、登録有形文化
財が2つあります。
 これらを含めて町内の名所旧跡を写真で
紹介します。
10―櫛生
 新長浜大
橋から約4
km行くと須
沢地区につ
く。その手
前に「犀の
鼻」、須沢
から1km
行くと「綱掛
け岩」「ライ
オン岩」が
ある。
 『竿突き岩』『綱掛け岩』のいわれ
 740年(天平12年)九州大宰の少弐
藤原広嗣が筑前で兵を上げた。朝廷
は、大野東人を将軍に任じ、これを討
たせようとした。伊予の国主越智玉澄
も兵を率いてこれに加わった。
 途中、櫛生の海岸に立ち寄って上陸
しようとしたが、岩礁のため、竿をつい
ていったん沖に船を出し、近くの大岩
に綱を掛けて船を止めた。(100m)
 そのとき突いた岩が『竿突き岩』であ
り、綱を掛けた岩が『綱掛け岩』であ
る。『綱掛け岩』には、赤い鳥居と社が
まつられ、直径10cm以上もある綱が
巻かれている。
 ライオンが寝そべっている姿に似て
いませんか。前足に当たる部分を『竿
突き岩』(さおつきいわ)と言う。
井内 功
.H.12.10.29
 櫛生に上陸した玉澄は、櫛生の西
谷に祠(ほこら)を建て、三島大明神
をまつり戦勝を祈願して出陣した。
 勝利をおさめて帰る途中、再び櫛生
に立ちより、櫛生の大峯の古宮に社
を立ててまつった。これが、櫛生の三
島神社のいわれである。
 話はまだ続く。大峯の古宮は、山頂
に近く、海岸近くに人家が多くなるに
つれて不便となってきた。また、火災
のため焼けてしまったので、1716年
(正徳6年)現在の原保へ移転し、現
在に至っている。
 犀の鼻(さいのはな)とは、よくつ
けたもの。よく似ている。でも,現
在道路工事で山肌が変わりつつあ
る。残念です。