八 釜 の 甌 穴 群
国指定文化財「特別天然記念物」
場所 愛媛県上浮穴郡柳谷村
「八釜の甌穴群」は、愛媛県上浮穴郡柳
谷村にあります。この甌穴群は、八釜の
巨大甌穴を含む35個の甌穴が集まって
いるところで、昭和9年5月1日、国の天然
記念物に、昭和27年3月29日特別天然
記念物に指定されました。わが国の甌穴
で、特別天然記念物に指定されているの
はここだけです。
八釜の甌穴群に、次のような立札があります
特別天然記念物
八釜(やかま)の甌穴群(おうけつぐん)
この付近の地質は、秩父古生層(ちち
ぶこせいそう)からなり、河床となっている
堅硬なフリント質角岩が河水の長年にわ
たる侵蝕作用によって、大小三十有余の
甌穴群を形成した。
甌穴は、百年確率以上の大出水時の、
ジェット流により、空洞化侵蝕が生じて胚
(はい)が生まれ、砂礫(しゃれき)を伴っ
た渦動流により成長した。
現在、主流に連なる甌穴八つが、お釜
に似ているところから、この名前が生まれ
た。
付近一帯には、地盤の隆起と主流の変
化により、誕生から成長、破壊と各過程の
甌穴を観察することができ、学術上極めて
価値が高いとされている。
昭和27年3月29日 国指定
柳谷村(やなだにむら)
八釜の甌穴群の全景
2004/4/18 撮影
一番大きいお釜(甌穴)
直径 6m、深さ 14m(水深 6m)