一遍上人を彫った蟇股
現在の伊佐爾波神社は、1664年(寛文4年)松山藩主ま松平定長が、飛騨の
匠を招いて建築にとりかかり1667年(寛文7年)に完成したという。神社は、
京都の石水八幡宮の様式を取り入れたという。昭和42年には、神社全体が国
の重要文化財に指定された。
本殿や回廊には、装飾を兼ねた蟇股がある。回廊の北隅には「一遍上人修
行」の彫刻があった。神社に一遍が取り上げらたのは珍しいばかりでなく、
この地方で尊敬を集めていたのであろう。朱塗りの中の彫刻は、飛天鳳凰な
どが彫り込まれている。中でも、下の写真「1」は、「迦陵頻伽(がりょうびんが)」
のようにも見える。
★迦陵頻伽とは、極楽に住む美しい声の鳥で女性の姿しているという。
写真 松山市道後伊佐爾波神社にて 平成20年2月11日 渡部英綱