内側
内側・・・ひもで束ねたサクラ
外側
外側・・・獅 子
写真 松山市浄瑠璃町浄瑠璃寺にて 平成20年2月28日 渡部英綱
浄瑠璃寺本堂は、様々なテーマを彫り込んだ蟇股の宝庫である。本堂正面の蟇股には、宝珠
をいだく龍の透かし彫りがある。本堂に前の内側の左手には、サクラをひもで束ねたしゃれた
彫刻がある。反対側は、可愛い獅子で両側から見えるようにしている。右側にはウサギ、外側
にはリスとぶどうの蟇股がある。
この本殿は、立花橋をかけた暁音が(?〜1820年・浄瑠璃寺村・庄屋の出)再建した。建物の
南・西・北側には様々なデザインの蟇股が見られる。江戸時代末期の建築としては、相当しゃ
れた彫刻である。特に、四国八十八ヶ所でサクラや軍配などを彫った蟇股が見えるのはこの建
物だけである。次のページに、いろいろな蟇股をまとめてみた。